３．請求書を発行する – 請求書システムv6マニュアル

請求書を発行するには、まず宛先となる顧客を選択して、次に明細行を追加します。初期設定ではあらかじめ宛先として「上」と「得意先」が登録されています。

1. 「請求書システム」を起動する

初期設定を済ませ、2回目以降の起動ではログイン画面が表示されます。設定済みの［ログインユーザ名］と［パスワード］を入力し、［ログイン］ボタンをクリックします。

ヒント

利用するユーザを切り替えない場合は、［自動ログインする］にチェックを入れることで起動時のユーザ名とパスワード入力が省略できます。

「請求書システム」の「メイン」画面が表示されます。各部の名称と主な機能は下記のようになります。

［会社情報］：請求書の発行元の会社名が表示されます。
［バージョン情報］：起動中の「請求書システム」のバージョンを確認できます。
［テロップ］：操作のポイントなどがテキストで流れて表示されます。
［売上推移］：発行した請求書情報を元に、売上推移が確認できます。ここから請求書一覧を表示できます。
［顧客］［商品］［送り状］などの機能および各種設定を変更する［システム管理］を呼び出すボタンです。
［終了］：「請求書システム」の操作を終了する際に押します。
［ファイルパス］：ストラクチャーファイルおよびデータファイルがインストールされている場所を表示しています。

2. 顧客を選択する

ログインすると表示されるメイン画面で［顧客一覧］ボタンをクリックします。

「顧客一覧」ウインドウが開くので、一覧表示された顧客の中から請求書を作成する相手先をダブルクリックします。ここでは例として［得意先］を選択します。

ヒント

新規顧客を追加する場合は［顧客追加］ボタンをクリックして顧客情報を登録します。詳細は「5. 顧客」をご覧ください。

3. 請求書を追加する

「顧客」ウインドウで「請求書履歴」タブにある［新規適格請求書］または［旧請求書］［請求書（立替金付き）］いずれかのボタンをクリックして「請求書入力」ウインドウを表示します。

ヒント

過去に作成した請求書を利用する場合は、請求書履歴の一覧の中から請求書を選択し［請求書複製］ボタンをクリックすると、同じ内容で請求日が本日に変更された請求書が作成されます。複製された請求書の行をダブルクリックすると、内容を編集できます。

4. 明細を追加する

「請求書入力」ウインドウが開かれるので、［明細追加］ボタンをクリックして請求書の「明細入力」ウインドウを開きます。

「明細入力」のウインドウでは、まず［商品選択］ボタンをクリックして「商品選択」ウインドウを開きます。

「商品選択」のウインドウでは明細に追加したい商品をダブルクリック、または商品を選択してから［商品選択］をクリックしてウインドウを閉じます。

ヒント

商品の追加・修正・削除については「6. 商品」をご覧ください。

「明細入力」のウインドウに戻りますので、内容を確認・修正したのちに［OK］ボタンをクリックします。

「請求書入力」のウインドウに戻りますので、明細が反映されていることを確認し、すぐに印刷する場合は次のステップに進みます。そのまま保存する場合は［保存］ボタンをクリックします。ウインドウが閉じ、メイン画面に戻ります。

ヒント

明細が変更されると、その請求書は保存せずに「請求書入力」ウインドウを閉じることができなくなります。請求書を削除するには、削除する「請求書入力」ウインドウで［削除］ボタンをクリックしてください。

5. 請求書を印刷する

「請求書入力」ウインドウで、印刷する書類のチェックボックスをチェックして［印刷］ボタンをクリックします。印刷後に［保存］ボタンをクリックすると「請求書入力」ウインドウが閉じ、メイン画面に戻ります。請求書は、入力画面の白地部分のレイアウトで印刷されます。各種のボタンと（）で囲まれた項目は印刷されません。