ThinkPad T410 HDD換装

業務用のThinkPad T410の調子が良くない
起動の度にドライバの読み込みに失敗したり、エクスプローラがハングアップしたり。
リカバリCDから初期化を試みましたが改善しません。

システムチェックをしたら、HDDの項目が要注意表示。
SMART情報のC5(代替処理保留)の値が大きくなっています。
不良セクタが発生したときにカウントアップされる値なので、HDDの物理エラーの可能性が高い。
そこでHDDを換装することにしました。

ThinkPadのHDDは、一般的なラップトップと違ってたいてい取り出しやすい位置についています。
T410の場合は、筐体右側からネジ1本を外すだけで取り出せました。

2.5インチ、9mm、SATAのHDDを家電量販店で購入。
交換してリカバリCDから初期化。

作業終了、再起動して、一見快適に動作するようになりましたが、ここからが問題でした。

初期化後のおやくそくとしてWindowsUpdateをしようとしたら、、、
001

サービスが動いていない??何故???

とりあえずサービスを開始するために、コントロールパネルの管理ツールからサービスを選択。
しかしWindows Updateのサービスは自動実行になっていて、ステータス表示も開始になっています。
停止して再度開始しても状況は変わらず。

調べたところ、WindowsDefenderが動いていないのが原因かもしれないという情報に行き当たり、そちらを確認。
確かに動いていないようなので、開始をクリックします。
002

開始できず。
さらに調べると、セキュリティソフトが悪さをしているかもとの情報。
しかし初期化時にプリインストールのNorthonを削除しているため、何も入っていないはず。

もう一度初期化を実行して、同じ状態にしばらく途方にくれ、さらに調べると、こんな情報がでてきました。
非AFTからAFTのHDDに交換したらWindows Updateができなくなった
もしやと思いHDDの型番を調べると、確かに交換前のseagateHDDは非AFT、交換した東芝HDDはAFTでした。
Windows7はSP1以降でAFTに対応しているので、アップデートをすれば問題ない→そのアップデートプログラムが動作しないではどうしようもない。
インテルのIntel Rapid Storage Technologyドライバというのを入れれば良いということで、サイトからダウンロードしますが、インストールには.NET Framework 4.~のランタイムが必要とのアラート。
.NET Framework 4のランタイムを入れようとするとWindows Updateのアラート。
Intel Rapid Storage Technologyドライバの古いバージョンをダウンロードしてインストール成功。
再起動すると、Windows Updateのサービスが起動し、問題なくアップデートできました。